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40代になって頬のシミが目立ってくると、「これは普通のシミ?それとも肝斑?」と迷いますよね。
トランシーノには、しみ・そばかす向けの「ホワイトCシリーズ」と、肝斑向けの内服薬があります。名前やパッケージが似ていますが、対象となるシミと飲み方は同じではありません。
先に結論をまとめると、左右非対称に点在する一般的なしみ・そばかすには「トランシーノ ホワイトCシリーズ」、両頬に左右対称でモヤッと広がる肝斑には、現在販売されている「トランシーノEX」が候補です。
なお、検索されることの多い「トランシーノII」は2024年2月に製造を終了し、現在は「トランシーノEX」が後継製品となっています。旧「トランシーノ ホワイトC」も製造終了しており、現在の後継製品は「トランシーノ ホワイトCクリア」です。
この記事では、40代に多いシミと肝斑の違い、現在選べる製品、正しい服用方法を整理します。
結論|ホワイトCとトランシーノIIは対象となるシミが違う
大きな違いは、どの種類のシミを対象とした医薬品なのかです。
| 比較項目 | トランシーノ ホワイトCクリア | トランシーノIIの後継・トランシーノEX |
|---|---|---|
| 医薬品区分 | 第3類医薬品 | 第1類医薬品 |
| 主な対象 | しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 | しみのうち肝斑に限る |
| 主な成分 | ビタミンC、L-システイン、ビタミンE・B群 | トラネキサム酸、L-システイン、ビタミンCなど |
| 40代の服用量 | 1回2錠、1日2回 | 1回2錠、1日2回 |
| 服用タイミング | 朝夕。食前・食後を問わない | 朝夕の食後 |
| 服用期間の目安 | 1カ月ほどで変化がなければ相談 | 最長2カ月。再開まで最低2カ月空ける |
| 併用 | EXとの併用不可 | ホワイトCシリーズとの併用不可 |
ホワイトCクリアは、しみ・そばかすなどを緩和するビタミンC主薬製剤です。一方、EXの効能・効果は「しみ(肝斑に限る)」で、肝斑以外のしみに対する効果は確認されていません。
【ホワイトCとトランシーノEXの選び分け】

「顔にシミがあるから、どちらを飲んでも同じ」というわけではありません。まず、自分のシミが肝斑の特徴に近いかを確認する必要があります。
トランシーノIIと旧ホワイトCは現在どうなっている?
トランシーノIIはトランシーノEXへ変更されている
トランシーノIIは2024年2月に製造終了となり、代わりの製品としてトランシーノEXが案内されています。
EXでは、IIにも含まれていたトラネキサム酸を中心とする処方に、ニコチン酸アミドが追加されています。服用方法はIIと同じく、成人で1回2錠、1日2回です。
古いトランシーノIIを手元に持っている場合も、表示された使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。現在購入する場合は、後継のトランシーノEXを確認します。
旧トランシーノ ホワイトCの後継はホワイトCクリア
「トランシーノ ホワイトC」という名称の旧製品は、2018年1月に製造終了しています。現在は、後継となる「トランシーノ ホワイトCクリア」と、ビタミンCを増量した「トランシーノ ホワイトCプレミアム」が販売されています。
この記事では、旧ホワイトCに近い位置づけの「ホワイトCクリア」を中心に比較します。
ただのシミと肝斑は何が違う?
一般的な「シミ」には複数の種類がある
日常会話で使われる「シミ」は、医学的にはひとつの症状名ではありません。
加齢や紫外線と関係する日光黒子、そばかす、炎症後の色素沈着、肝斑など、複数の色素斑が含まれます。40代では、異なる種類のシミが同じ顔に混在していることもあります。日本皮膚科学会などが作成した美容医療診療指針でも、肝斑はほかの色素異常症との鑑別が難しく、診断が重要だとされています。
肝斑は左右対称にモヤッと広がりやすい
肝斑で見られやすい特徴は、次のとおりです。
- 両頬のほぼ同じ場所に現れる
- 左右で形や大きさが似ている
- 頬骨に沿って比較的広く広がる
- 輪郭がはっきりせず、モヤッとしている
- 額や口の周辺に現れることもある
- 目の周囲を避けるように見えることがある
これらはあくまで傾向であり、セルフチェックだけで肝斑と確定できるものではありません。
【40代のシミと肝斑を確認するセルフチェック】

「女性ホルモンの乱れ=肝斑」とは限らない
肝斑は妊娠や出産、経口避妊薬の服用などをきっかけに目立つことがあり、女性ホルモンとの関係が指摘されています。
ただし、肝斑を単純に「女性ホルモンが乱れた結果」と決めつけることはできません。美容医療診療指針では、女性ホルモンと紫外線曝露が主な悪化因子とされ、特に紫外線が重要な発症要因と説明されています。摩擦などの刺激で悪化する場合もあります。
40代で月経周期や体調が変化していても、頬の色素斑がすべて肝斑とは限りません。年齢やホルモンだけで判断せず、シミの出方まで確認することが大切です。
40代はホワイトCとトランシーノEXのどちらを選ぶ?
点状のシミやそばかすが中心ならホワイトCシリーズ
次のような場合は、ホワイトCクリアの対象に近いと考えられます。
- 左右対称ではなく、シミが点在している
- そばかすが気になる
- 日やけ後の色素沈着が気になる
- 肝斑らしいモヤッとした広がりがない
- ビタミンC主薬製剤を選びたい
ホワイトCクリアの効能・効果は、しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着の緩和などです。成人1日量にはビタミンC1,000mgとL-システイン240mgが含まれています。
ホワイトCプレミアムも同じく、しみ・そばかすなどを対象とした第3類医薬品です。プレミアムは成人1日量のビタミンCが2,000mgで、1回3錠を1日2回服用します。
左右対称でモヤッとしたシミならトランシーノEXを検討
両頬の同じ位置に、境界のはっきりしないシミが広がっている場合は、肝斑の特徴に近い可能性があります。
トランシーノEXは、肝斑に対する効能・効果が認められた第1類医薬品です。購入時には薬剤師から説明を受け、服用中の薬や既往歴を伝えたうえで使用します。
ただし、左右対称に見えても、別の色素斑が混ざっている場合があります。判断に迷うときは、薬を選ぶ前に皮膚科で確認したほうが安心です。
肝斑と普通のシミが混ざっている場合
40代では、肝斑と日光によるシミが同時にあるケースも考えられます。
公式Q&Aでは、両方がある場合でも、トランシーノEXは肝斑の改善を目的として服用できると案内されています。ただし、EXは肝斑以外のシミを対象とした薬ではありません。
混在しているように見える場合は、「どちらか一方を選べば顔全体のシミに対応できる」と考えず、皮膚科や薬剤師へ相談しましょう。
【トランシーノ公式サイトで現在の製品と注意事項を確認】
トランシーノ ホワイトCクリアの正しい飲み方
40代を含む15歳以上の用法・用量は、次のとおりです。
- 1回2錠
- 1日2回
- 朝と夕方に服用
- 水またはお湯で飲む
- 食前・食後を問わない
1カ月ほど服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者などに相談します。
飲み忘れたからといって、次にまとめて多く飲んではいけません。パッケージや添付文書に記載された用法・用量を守りましょう。
トランシーノEXの正しい飲み方
15歳以上の用法・用量は、次のとおりです。
- 1回2錠
- 1日2回
- 朝夕の食後に服用
- 水またはお湯で飲む
効果が分かる目安として1カ月程度の服用が案内されていますが、2カ月を超えて続けてはいけません。
服用を中止したあとに再び肝斑が気になった場合も、再開まで最低2カ月空けます。再開後も、連続服用は2カ月までです。
「8週間飲んだあとも、予防のためにそのまま続ける」という飲み方はできません。
ホワイトCとトランシーノEXは一緒に飲めない
ホワイトCシリーズとトランシーノEXには重複する成分があるため、併用できません。
公式Q&Aでは、トランシーノEXを2カ月服用したあとの休薬期間に、ホワイトCシリーズを服用できると案内されています。
たとえば、朝にEX、夜にホワイトCと分けたり、1日おきに交互に飲んだりする方法も併用に当たります。自己判断で組み合わせず、切り替えるときは薬剤師へ確認してください。
40代がトランシーノEXを選ぶ前に確認したい注意点
トランシーノEXにはトラネキサム酸が含まれています。血栓を溶けにくくする作用があるため、血栓症のリスクについて確認が必要です。
特に、次に当てはまる人は服用前に医師または薬剤師へ相談します。
- 血栓症にかかったことがある
- 家族に血栓症を起こした人がいる
- 経口避妊薬を服用している
- ホルモン補充療法を受けている
- 妊娠中、妊娠の可能性がある
- 授乳中
- 腎臓病と診断されている
- 医師や歯科医師の治療を受けている
- ほかのトラネキサム酸配合内服薬を使用している
透析療法を受けている人は服用できません。
40代では、月経や更年期症状への対応として経口避妊薬やホルモン剤を使用している人もいます。該当する場合は、必ず購入時に薬剤師へ伝えてください。
服用中に激しい頭痛、舌のもつれ、突然の息切れ、胸の痛み、片足のふくらはぎの痛みやむくみなどが現れた場合は、服用を中止して医療機関へ相談する必要があります。
薬を選ぶ前に皮膚科へ相談したいシミ
次のような場合は、ホワイトCやEXを自己判断で選ぶより、皮膚科で確認するほうが安心です。
- 肝斑かどうか自分では判断できない
- 複数種類のシミが混ざって見える
- 色が黒く、色調が均一ではない
- 表面が盛り上がっている
- 薬を1カ月程度服用しても変化が見られない
- 血栓症や腎臓病などの既往歴がある
- 経口避妊薬やホルモン補充療法の薬を使用している
トランシーノEXの添付文書でも、肝斑との識別が難しい場合や、黒く不均一で隆起したシミがある場合は皮膚科への相談が案内されています。
飲み薬だけでなく紫外線と摩擦にも注意する
肝斑では紫外線対策が重要です。また、過度なマッサージなどの物理的刺激で悪化する場合があります。
飲み薬を選ぶ場合も、次のようなケアを続けましょう。
- 季節を問わず紫外線対策をする
- 洗顔やクレンジングで強くこすらない
- 頬を繰り返しマッサージしない
- 帽子や日傘も組み合わせる
- 肌に刺激を感じるケアを無理に続けない
薬を飲めば紫外線対策が不要になるわけではありません。
【トランシーノEXとホワイトCシリーズの最新情報を公式サイトで確認】
トランシーノについて総合的に確認したい方へ
この記事では、ホワイトCとトランシーノII・EXの違いに絞って整理しました。
口コミ、価格、成分、向いている人、注意点までまとめて判断したい方は、トランシーノシリーズの特徴をまとめた総合記事も参考にしてください。
また、次の内容は個別記事で詳しく確認できます。
- トランシーノEXの副作用と血栓リスク
- ホワイトCクリアとプレミアムの違い
- トランシーノEXを8週間飲んだあとの休薬期間
- トランシーノは肝斑以外のシミにも使えるのか
よくある質問
Q. 40代で両頬にシミがあれば肝斑ですか?
A. 年齢と場所だけでは肝斑と判断できません。左右対称、輪郭が曖昧、頬骨に沿って広く現れるなどの特徴がありますが、ほかのシミが混在することもあります。判断が難しい場合は皮膚科へ相談してください。
Q. 女性ホルモンが乱れると必ず肝斑になりますか?
A. 必ずできるわけではありません。女性ホルモンは悪化因子のひとつとされていますが、紫外線や摩擦なども関係します。「ホルモンバランスが気になるから肝斑」と自己判断しないことが大切です。
Q. ホワイトCクリアは肝斑にも使えますか?
A. ホワイトCクリアの効能・効果は、しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着の緩和などです。肝斑専用の効能・効果はありません。肝斑には、現在の製品ではトランシーノEXが該当します。
Q. ホワイトCとトランシーノEXを一緒に飲むと早く変化しますか?
A. 併用できません。重複する成分があるため、同時に飲まないよう公式に案内されています。EXの休薬期間にホワイトCシリーズを使用する場合も、薬剤師へ確認してから切り替えましょう。
Q. トランシーノIIが自宅に残っています。飲んでもよいですか?
A. トランシーノIIは製造終了品です。箱や容器に表示された使用期限を過ぎている場合は服用できません。現在は後継のトランシーノEXが販売されているため、古い製品を自己判断で使わず、薬剤師へ相談してください。
Q. トランシーノEXはいつまで飲めますか?
A. 連続服用は最長2カ月です。再び服用する場合は、最低2カ月の休薬期間を空ける必要があります。
まとめ|40代のトランシーノ選びはシミの種類を先に確認しよう
トランシーノ ホワイトCシリーズと、トランシーノIIの後継であるEXは、対象となるシミが違います。
- 一般的なしみ・そばかす、日やけによる色素沈着にはホワイトCシリーズ
- 左右対称でモヤッと広がる肝斑にはトランシーノEX
- トランシーノIIは製造終了し、現在はEXが後継
- 旧ホワイトCは製造終了し、現在はホワイトCクリアが後継
- ホワイトCとEXは同時に飲めない
- EXは1回2錠、1日2回食後、連続服用は最長2カ月
- 肝斑か判断できない場合は皮膚科へ相談する
40代の頬には、肝斑と紫外線によるシミが混在することもあります。
「女性ホルモンが乱れている気がするから肝斑」と決めつけず、シミの形や広がり方、服用中の薬、既往歴まで確認したうえで選びましょう。
【公式サイトでトランシーノEX・ホワイトCシリーズ】


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